還元炎の窯出しました。
この工房に移ってそれまで長く使ったガス窯から電気窯にかえて、還元をあまり焚かなくなりました。
追記:還元とは酸素の供給をおさえて不完全燃焼させて焼く方法のこと。
ニクロム線の寿命を考えると、酸化3回焼いて還元1回くらいのペースがいいんだとか。ニクロム線が細くなり切れやすくなっちゃうそうで。
それにしても今回の還元の窯は今年2回目。なんとお久しぶりな還元でしょう
電気窯で還元を焚く場合プロパンガスのバーナーから炎をいれて酸素を奪い無理矢理還元状態を作ってやるわけですが、1番最初に焚いた窯の失敗だったことといったら!へこみました。
あまり注入するガスの圧を上げすぎると、ニクロム線に良くないとか窯屋さんが言うのでビクビクして焚いたら、なんだかぜんぜん還元かからず、妙な酸化と還元のムラムラなしあがりに・・・
それ以来あまり気乗りせず酸化ばかり焚いていましたが、徐々に慣れていこう!と試行錯誤。
だんだん上手に焚けるようになってきましたよお〜〜♪
生徒さんの作品
スライスした土を型に巻き付ける方法でつくった蕎麦猪口。
少しにじむ釉薬を掛けたため、染め付けがほんのり滲んでいいですね。

左:ちょろりと流し掛けした緑釉の感じが素敵にできたどんぶり。
右:サッと刷毛目をして変化をつけたサンマ皿。


左:この板皿のルリ釉もすごくいい色に焼けていました。
深みのある濃いブルー。溶けすぎて流れずヨカッタ・・・
右:ほんのりブルーにでる釉薬で焼いた湯のみと小鉢。
絵付けもブルーの地肌によくなじんで品がいいです。還元ならでは。
この釉薬はすこーし貫入に茶渋や汚れが入って骨董みたいな趣になるんです。そこが好き。


左:型作りで取手をつけた耐熱皿。フライパンとして朝食に使うそうです。
還元の黒が渋くて素敵にできました。
右:てびねりの湯のみ。
ご本人そのものなおっとりとした絵付けがかわいい。お茶を飲むたびほのぼのしそうですね。


うのふ釉のポット。
これはほんとに素晴らしい仕上がりでした〜。
本職も顔負けな出来です。フタもきちっとおさまってカタカタしない。取手と口のバランスもよい。
茶漉しもていねいに出来てて素晴らしいです。


このどんぶりも素晴らしいですよね。
絵がほんとうに上手なかたですが、ボディもろくろでひいてらっしゃいました。

最近はただ作るだけでなく、皆さん絵付けをちょっとする遊びごころも出て来ました。
かわいい染め付けの小皿や蕎麦猪口など。
やっぱりひと手間でぐっと愛着の湧く作品になりますね。
右は何日もかけてがんばった蛸唐草。ボディはたたら作りで。力作です!




馬がお好きな方の絵付け。こちらも玄人はだしな絵付けです〜!
これが実は前回のの還元の窯ですこしモヤモヤした模様が釉に入ってしまったのですが、今回の還元の窯で焼き直したらもモヤモヤがすこーしとれました。よかった・・・
なかなか難しいですが還元の焚き方少しずつ上手になりたいです。