生徒さんの作品5月
O山さんの作品
プロのお菓子の先生のO山さんの作る器は、いつも自作のお菓子に合う器。
今回はトリュフチョコレートをひとつずつのせるのにちょうどいいくらいのちいさなうつわをたくさん作りました。
花形に型紙でくりぬいた粘土の板にカーブをつけて。安定のいいように底を平らに削って。
オリジナリティーのある可愛い器です。たくさんならんだ姿はほんとにキュートですね〜
O川さんんの土鍋
新婚2人暮らしの彼女は2人用のちいさめの土鍋をつくりました。
少食のふたりかな(笑)ちょっと小さめですがひとり鍋にも使えるし、ご飯も炊けそう。
何度も失敗しながら電動ろくろでつくりました。蓋はのせずに別々に焼成しているので、合わせ目部分にも釉薬がかかり使いやすそうです。
プレーンな蓋のつまみと取っ手をつけて端正な感じの土鍋になりました。
S本さんのマグカップ
板作りによるマグカップにマスキングテープで釉抜きをして装飾としています。
石膏のマグカップの型に扇型に切った板状の粘土を貼り、底をつけて接着して成形。少し乾いたらハンドルをつけます。
筒型の石膏型の場合、石膏の型に直接貼り付けると型が抜きにくいので、ラップを巻きつけてラップごと外すのがコツです。
マスキングテープの釉抜きはテープを外すときが結構楽しいです^^
J川さんのリムプレート
こちらもマスキングテープで釉抜きをしています。マスキングテープを剥がしたあとに、ベンガラで着色しています。
釉抜きした素地の焼締の部分に鉄を乗せているので、素地の汚れを防げるし、少し安心感があるしいい方法だと思います。
デザインも優しいJ川さんのイメージぴったりで可愛らしいですね。
A井さんの作品。
大小入れ子になる寸胴な鉢です。
板状にした粘土を円形と側面の帯に切り、円に帯を乗せて接着していきます。
サラダとかが合いそうですね。フルーツを入れてテーブルに置いておいても良さそう。
季節の植物を活けても素敵そうです。
C葉さんのポット
手びねりで成形しています。
胴体は大きめの湯飲みのように手びねりで作ります。
蓋は厚めに切った粘土の板を削り、胴体の口径にカチッと収まるようにしています。
注ぎ口は型を芯にして薄くした粘土板を巻きつけて成形しますが、
うちの教室ではいつも型に「にんじん」を使います(笑)あるいは「大根」
野菜をピーラーで削って注ぎ口の型につくるということです。
好みの形には野菜がちょうどいい!笑
もちろんラップを巻きつけ外しやすくします。
茶漉しも丁寧に上手にできました。
取っ手のバランスもよく素敵なポットになりましたね。