人気ブログランキング |

生徒さんの作品 2019

またまたご無沙汰してしまいました。

やはりスマホのSNSはひどくお手軽ですね。
日々のつぶやきはInstagramに記しています。
そして生徒さんの作品はブログへ・・と住み分けしています。


_________________________________

さて生徒さんの作品です。


Iさんの作品。
メンズメンバーのお一人であるIさん。
都内のお教室に長年在籍されていたので、作ることは慣れていらっしゃいますし、
ご自分の世界を持っておられます。

「こんな感じに花の模様を入れたい。」とのことでしたので、おすすめしたのは象嵌という方法です。
黒っぽい赤土に花を彫り、白い粘土を埋め込み、表面をけずり平らにして
彫った花の模様を浮かび上がらせるというもの。

マリメッコのファブリックのブケッティーという柄のような、丸をえがく小花模様。
ちょっとフェミニンな模様をメンズメンバーの彼が作るところが、ギャップがあって面白い^^

口元にちいさな華奢な取っ手が付いていましたが、
施釉前に素焼きを雑巾で拭いていたら取れてしまっていました。
取っ手がついていたらさらにキュートだったのに・・と残念!

c0062685_21424398.jpg





N川さんの練りこみの皿

チェック柄を練りこみ技法で作るには、スライスした色の違う粘土をドベをつけながら積み重ねて行き、縦にスライスしたらストライプになりますし、それを互い違いに方向を変えて積みかさね、さらに縦に切ればチェック柄になります。

といえば簡単ですが、2色交互に積み重ねた粘土を落ち着かせる為にきっちり包み重石をして保存し、
次の回に切り、また積み重ね保存。また次の回に切って皿の形に成形・・と、とても時間がかかります。

でも少しずつ進めていく感じはなかなか楽しいですし、
だんだんとストライプがチェックになったり・・・と面白いものです。

c0062685_21433543.jpg




Kさんの作品。
楕円の石膏型で成形した皿の縁にしのぎを入れて模様としたもの。

しのぎも丁寧に作業されていたので、とても綺麗に入っています。
掛けた釉薬は樫灰釉薬という黄土色の釉薬。
和風な趣で、和菓子などが似合いそうな雰囲気になりました。
c0062685_21435947.jpg




O川さんの作品
電動ろくろによる端正な急須です。

半磁器土で制作し、チタン釉をかけました。
チタン釉は酸化焼成で普通焼きますが、今回は還元による釉の変化を狙ってあえての還元焼成で。

ほんのりブルーに結晶した釉が面白味を与えて成功しています。

それにしてもろくろが上手!うすく綺麗にひけています。


c0062685_21445413.jpg
c0062685_21445078.jpg





Kさんの作品。

石膏型で形を成形し、素焼きの生地に細く切ったマスキングテープを貼り。
釉薬を掛けてマスキングテープを剥がすという釉抜きという技法です。

私はこれを撥水剤でやりますが、失敗も多いため生徒さんにはマスキングテープをおすすめしています。

マスキングテープを剥がすタイミングが遅れて、周りの釉が一緒に剥がれたので、
そこを丹念に筆で補修したのでとても綺麗にできました。

c0062685_21425535.jpg







S田さんの作品。ちいさなゆのみです。
型にうすくスライスした粘土を巻きつけて、底を貼る方法でゆのみを制作し、
素焼き後に呉須と鉄で絵付けを施しました。

ラフでおっとりした感じの絵付け。
下書きもなしで楽しみながら描いていたS田さん。

家族で仲良くお茶を飲むのにほっこりしていいですね。
c0062685_21442948.jpg





Y成さんのラッコのいるマグカップ。

いつもかわいい素敵な作品でみんなを楽しませてくれている彼女。
今回はマグカップのふちにラッコが!
飲み物を入れるとラッコが水面に浮かぶというアイディアです。

ラッコの表情をご覧ください。
目をかくしている子もいます。とても可愛い!

下に落ちてしまった子は残念ながら、乾燥時にとれてしまったので
素焼き時に専用ボンドで貼り付けてから釉薬をかけたのですが、焼成時に落下してしまったのでした。



c0062685_21402116.jpeg
c0062685_21500102.jpg
c0062685_21403133.jpg
c0062685_21495756.jpg






F田さんの作品。
大きめのピッチャーです。
電動ろくろで制作し、還元焼成。

マンションリノベーションをして新しくなったキッチンに、料理のヘラやレードルなどをざっくり立てる為にこのピッチャーをということで、多少背の高いレードル類が入っても倒れないような重さを底の方にもたせています。

ぽってりした雰囲気で木のレードルやヘラなどが似合いそうですね。
c0062685_21491620.jpg





M田さんの作品

メンズのメンバーのおひとりで、まだ始めて間もないのにかなりお上手なM田さんです。

白い細かい粘土で制作した、ゆのみというかそばちょこ。
呉須と鉄で胴に筆で線をいれています。
還元焼成したうすいブルーの釉薬をあいまって、とてもすっきりした絵付けの湯呑みになりました。

c0062685_21484047.jpg
c0062685_21482493.jpg




Y子さんの作品
手びねりによる三島手の中皿です。

手びねりで制作。生乾きの時に印花という花形の判子を押して、白化粧を施し、乾いたら表面を削ります。
削る作業が一番楽しい象嵌という技法です。
c0062685_21485273.jpg
c0062685_21485891.jpg





T本さんのコーヒードリッパー&サーバー。
大の珈琲好きな紳士のT氏。
ドリッパーとサーバーの組み合わせをたくさん作っておられます。
今回はトルコ釉で。

ドリッパーの蓋のトップはあえて釉を剥がして素地を見せ、アクセントにしています。
c0062685_21493513.jpg



Y成さんの作品。
ラッコマグを同じ作者。
くじらの壁掛けとおおかみの箸置き?

羊毛で動物を制作している作家でもある彼女らしい、
のんびりした表情の動物たちが魅力的です。

c0062685_21461772.jpeg
c0062685_21453327.jpeg



M田さんの作品。
電動ろくろで制作。
先に紹介した蕎麦猪口と同じ作者ですが、蕎麦猪口と同じように呉須で線を描き、透明釉をかけるところ、
まちがえて乳濁した釉をかけてしまいました。
間違いに気づいたM田さんですが、「まあ焼いてみよう!どんなもんか見てみよう!」とポジティブ発想で焼いたところ、案外面白く滲んだ呉須の効果が。
墨絵のような線が面白い雰囲気にでました。
c0062685_21464942.jpg


高校生のK太郎くんの作品。
小学校から通ってきてくれていますが、今や背のたか〜い青年に成長したK太郎くん。

たたらで制作した小皿に絵付けを。
描き込んだのと手を抜いたのとが、一目でわかる感じが・・・。
猫がすきなんですね 笑


c0062685_21481741.jpg
c0062685_21475063.jpg
c0062685_21474675.jpg
c0062685_21475894.jpg





O川さんのグラタン皿。
耐熱粘土でろくろで成形し、取っ手をつけました。
取っ手にはすこし印花を押して凸凹をつけて模様としました。

朝ごはんの時などに、トースターで小さなココットみたいな使い方などしたら便利かも!

c0062685_21471608.jpg
c0062685_21472377.jpg




O本さんの作品
板作りのお重のような蓋ものです。
蓋が少し反ってしまって調整が大変なようでしたが、
一生懸命やったので綺麗な形になりました。

釉薬は黒マットでシックに。
和菓子など入れても良さそうですね。

c0062685_21451615.jpg
c0062685_21450806.jpg



S水さんの作品。
お友達ご夫婦の結婚祝いのために作ったちいさなぐいのみたち。

小さな石膏型で成形したぐいのみに、それぞれ全部違う技法と釉薬を施しました。
手前のストライプ2つは釉抜き、
左のドットも釉抜きですがこれは事務用の丸シールを貼って釉抜きしています。
白と黒の釉薬掛け分けや、一番奥のは呉須の和紙染めをしています。

忙しく働きながらも、変わらず長く教室に通ってきてくれる彼女。
この作品たちも少しずつ少しずつ進めてやっと完成させました。
お友達もきっと喜んでくれていると思います。
c0062685_21384783.jpg