生徒さんの作品。
男性のM田さんの作品。グラタン皿です。
ベースを白と黒にして、それぞれイッチンというスポイトのようなもので、釉薬をたらして模様をつけています。黒ベースの器には白の釉薬を、白ベースの器にはあめ釉をたらしています。
同じくM田さんの作品。
たたら作りで作ったスープ皿。自作のゴム版を使って紅葉の文様をつけました。
たくさん絵を描かなくてもすむので、版をつくるのはいい方法です。
M谷さんの作品。ちいさな小鉢たち。
教室にお菓子の型を使って作った石膏型があるのですが、それを使って作られました。
薄い粘土の板を石膏型にかぶせて綺麗にかたどるのが案外難しいです。
外側まできれいに型のカーブを写しとれました。食卓にちょっとあると嬉しくなる器です。
H川さんの作品。白と黒で掛け分けた鉢。
白と黒の掛け分けがなぜかすこしギザギザに重なって、重なった部分が飴色のような艶がでていて面白いです。
偶然にこうなったのかなと思いますが、面白い効果がでています。
F田さんの作品。
ろくろで作ったマグカップに、ランダムな水玉をペールトーンの顔料で絵付けして、透明釉をかけて。
水玉を描く場合、つい分厚く顔料を乗せてしまいがちです。
そうすると上にかけた釉薬が下の顔料の粉ではじけて破けてしまうのですが、これは薄いのにしっかり描けているので上の釉薬もきれいに乗っています。
娘さん用に作ったようですが、気に入ってもらえたのでは?と思います。
M高さんの作品。
スタッキングのできる保存容器。
手びねりで制作。
蓋のくぼみの部分に上に、重ねた容器の底がピタッとおさまるようにという設計になっています。
いくつも作って全部ピタッとおさまったら快感ですね。
同じくM高さんの作品。変形の小皿です。変形した楕円を型紙で抜き石膏型でカーブをつけています。
模様は撥水剤による釉抜きで。線とドットによる構成で、面白い雰囲気が出ました。小さな作品は思いのままに遊んでみると、楽しい作品になると思います。
T本さんの作品。
ろくろで制作した中皿。
少し中心部分だけろくろ目をつけてアクセントにしています。
釉薬は白に。
涼し気な何にでも合う使いやすそうな器になりました。